Vibe Coding で Git・Github を活用するガイド

Vibe Coding で Git・Github を活用するガイド

初心者でも安心!手を動かしながら学ぶ実践ガイド

Note

🎯 このガイドで学べること

Git と Github を使って、Webサイト制作をもっと安全で効率的にする方法を、実際に手を動かしながら学びます。「なんだか難しそう…」と思っていた Git が、実はとても便利で楽しいツールだということがわかりますよ!

🤔 Git と Github って何?

Git とは?

Git は、あなたのコードの「履歴を管理するツール」です。

例えるなら、ゲームの「セーブ機能」のようなもの。重要なポイントでセーブしておけば、失敗しても安心して元に戻れますよね?Gitも同じで、コードの重要な変更点を記録しておけるんです。

Github とは?

Github は、Gitで管理されたコードを「クラウド上に保存・共有できるサービス」です。

GoogleドライブやDropboxのコード版だと思ってください。自分のコードをオンラインに保存して、どこからでもアクセスできるし、他の人と共有もできます。

Tip

💡 つまり…

Git = コードの履歴管理ツール(ローカル)
Github = コードをクラウドに保存・共有するサービス

Git サーバーと Github

Githubは「Gitサーバー」の一種です。他にも GitLab、Bitbucket などがありますが、Githubが最も人気で使いやすいので、このガイドではGithubを使います。

🔄 自動化と Github

Githubの素晴らしいところは、**「コードをプッシュするだけで、自動的にWebサイトが更新される」**ことです!

従来は、FTPでファイルをアップロードしていましたが、今は Git push するだけで全て自動化できます。

非エンジニア向けの連携サービス

Tip

🎯 おすすめの選び方

初心者の方は Netlify から始めるのがおすすめです。慣れてきたら、用途に応じて他のサービスも試してみましょう!

🌳 ブランチって何?

ブランチとは?

ブランチとは、コードの「平行世界」を作る機能です。

メインの世界(main ブランチ)を壊すことなく、別の世界で実験や開発ができます。うまくいったら、メインの世界に統合(マージ)します。

main ブランチ:    ●─────●─────●─────●
                       ↘         ↗
feature ブランチ:        ●───●───●
                      (実験・開発)

このように、安全に開発を進められます!

ブランチを使うメリット

🛠️ ブランチの使い方(Visual Studio Code)

Warning

⚠️ 作業前の重要なチェック

必ずリポジトリを「クリーン」な状態にしてから始めましょう!

クリーンとは:未保存の変更や、追跡されていないファイルがない状態

ステップ1: リポジトリをクリーンにする

  1. VS Code で Ctrl+Shift+G(ソース管理を開く)
  2. 変更があるファイルをすべて確認
  3. 必要な変更は commit、不要な変更は破棄
  4. 「Changes」の欄が空になったらOK!

ステップ2: ブランチを作成する

  1. VS Code 下部のステータスバーで現在のブランチ名をクリック
  2. 「Create new branch…」を選択
  3. ブランチ名を入力:feature/新しい機能の名前

例:feature/header-designfeature/contact-form

ステップ3: アクティブなブランチを確認する癖をつける

VS Code 下部のステータスバーで、現在どのブランチにいるかを常に確認しましょう。

これを癖にすることで、間違ったブランチで作業するミスを防げます。

ステップ4: 完成したら main にマージする

  1. 作業が完了したら、すべての変更を commit & push
  2. ステータスバーでブランチ名をクリック
  3. 「main」を選択してmainブランチに切り替え
  4. 再度ブランチ名をクリックし、「Merge Branch…」を選択
  5. マージしたいブランチ(先ほど作ったfeatureブランチ)を選択

Tip

💡 ブランチ名の付け方のコツ

feature/ の後に、何を作っているかわかる名前をつけましょう。
例:feature/pricing-pagefeature/mobile-menu

🚀 Netlify での活用方法

Important

📋 前提条件

既にNetlifyとGithubを連動させていることが前提です。まだの方は、先にNetlifyでGithubリポジトリをデプロイしてください。

ステップ1: Netlifyでブランチデプロイを有効にする

  1. Netlifyダッシュボードから対象のプロジェクトを選択
  2. 「Site configuration」→「Build & deploy」→「Continuous Deployment」をクリック
  3. 「Branches and deploy contexts」の「Configure」ボタンを押す
  4. 「Branch deploys」で「Let me add individual branches」を選択
  5. feature/*」を追加(これで feature/ で始まるすべてのブランチが対象になります)

Tip

🎯 これで何ができるようになる?

feature ブランチを push するたびに、自動的に専用のプレビューURLが生成されます!

URLの形式:https://feature-header-design--yoursite.netlify.app

📝 実際のWebサイト更新フロー

ステップ1: 開発ブランチを作成

リポジトリをクリーンにしてから、feature/更新内容 のブランチを作成

ステップ2: 開発作業

ファイルを編集しながら、要所要所で:

  • 変更を commit(変更を記録)
  • push(Githubに送信)

「今日はここまで」「この機能は完成」といったタイミングで commit するのがおすすめです。

ステップ3: プレビューで確認

push するたびに、Netlifyが自動的にプレビューサイトを更新します。

ブラウザでプレビューURLにアクセスして、実際の見た目を確認しましょう。

ステップ4: 完成したらマージ

  1. 作業が完了したら、最後の commit & push を実行
  2. VS Code で main ブランチに切り替え(チェックアウト)
  3. feature ブランチを main にマージ
  4. main ブランチを push

ステップ5: 本番サイトの更新完了!

main ブランチが push されると、自動的に本番サイトが更新されます。

数分待ってから、本番URLにアクセスして確認してみましょう。

Note

🎊 お疲れさまでした!

これで Git と Github を使った、プロ仕様のWebサイト更新フローが身につきました!

最初は慣れないかもしれませんが、繰り返すうちに「なんて便利なんだ!」と感じられるはずです。

小さく始めて、少しずつ慣れていきましょう。失敗を恐れずに、楽しんで学習を続けてくださいね!

Tip

🚀 次のステップ

このフローに慣れてきたら、以下にもチャレンジしてみましょう:

  • Github Desktop の活用
  • Pull Request を使った本格的な開発フロー
  • その他のデプロイサービス(Cloudflare Pages、Vercel)の活用

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